シンギュラリティ実験ノート

購入した1000ドルPCで何がどこまでできるのか実験した記録です。

性格診断と自分の性格タイプ

今回は少し話題を変え、自己紹介を兼ねて自分の性格タイプについて書きたい。あわせて幾つかの性格診断も紹介したい。

エニアグラム

この性格診断を知るきっかけは、私がそれまで勤めていた会社を早期退職し、就職活動をしていた時だった。転職コンサルタントの方と20~30分の面談をして帰ろうとした時に「あなたは研究者タイプですね」と言われた。その時は何のことか分からなかったが、後になってエニアグラムという性格診断の分類タイプの一つだと分かった。エニアグラムでは性格を9つのタイプに分類している。各タイプの特徴は下記のサイトに詳しい説明がある。

www.enneagram.ne.jp

簡単なテストに答えることで自分のタイプを知ることができる。9つのタイプがあるので複数のタイプに該当する場合も当然ある。私も複数のタイプが当てはまったが、研究者タイプの傾向が一番強かった。

タイプの呼び方には流派があるようだ。私のタイプは日本エニアグラム学会の呼び方では「調べる人」となるが、他の流派では「研究者」と呼んでいる。他の流派の呼び方はこちらのサイトにある。

日本エニアグラム学会に記載されている「調べる人」の特徴をそのままアップする。

タイプ5<ニックネーム:調べる人>
このタイプの人は、物事をじっくりと考え、データを集め、慎重に行動します。いろいろのことを調べる研究者タイプと言ってもよく、何かことを進めるに当たっては、先ず思考を使い、情報を重視しますが、あまり実際的でない傾向が見られます。
該博な知識に通じていますが、自分から積極的に知識を分け与えたり、自分の考えを表現しようとはしません。自分が直接に関わるよりも、傍観者、観察者の役割を果たすことを好みます。沈黙していることが多いので、周囲はしばしば当惑します。
何かの分野で専門家になり、時には価値ある独創的な着想を生み出します。自分の興味の対象を追求するあまり、身の回りのことには気が回らず、他のものを犠牲にしても考え、学び、知識を蓄積しようとします。
このようなことから、私たちは「調べる人」(THE INVESTIGATOR)と呼びます。

耳が痛い部分もあるが全体的には当たっていると思う。

「感情型」「エンターテイナー型」「指導型」「思考型」の4タイプ

再び転職活動の話に戻る。当初、正社員または年間契約の契約社員の仕事を探すもうまくいかず、派遣社員として短期契約の仕事に就くことになる。コールセンターの仕事である。そのコールセンターの研修で教わったのが、「感情型」「エンターテイナー型」「指導型」「思考型」の4タイプである。お客様のタイプを判断してお客様の性格に合わせた対応をする、という内容であった。これも簡単に自己診断することができ、私は「思考型」である。

「思考型」の人からの電話の特徴は、例えばトラブル対応をする場合でも、対応方法を伝えるだけでは納得してもらえない。このタイプはトラブルが置きた原因や仕組みなども説明しないと納得しないのだ。「思考型」の人には、物事を理解したいという基本的欲求があるらしい。

逆に「指導型」の人からの電話には、原因や背景などの長い説明は嫌われ、端的な説明を求められる。お客様から「結論から先に言って」と言われたら、それは間違いなく「指導型」の人だ。

この性格診断の正式名称を調べてみたが分からなかったので、そのまま「感情型」「エンターテイナー型」「指導型」「思考型」の4タイプとしている。4タイプはマトリックスで表現され、隣接するタイプ同士の相性は良く、対角線上のタイプはお互い苦手なタイプになるらしい。

4タイプの性格

人間の要求の4タイプ

これは仕事とは関係なく、たまたまYoutubeを見ていて見つけた。岡田斗司夫氏の「人間の要求の4タイプ」である。上記の4タイプと共通性がかなりあるのだが、岡田氏はこれを独自に考案したらしい。オタクであることを自認されているようだが、知能指数もかなり高い人なのだろう。詳しくは岡田斗司夫氏のYoutubeを見ていただきたい。

www.youtube.com

こちらは「理想型」「注目型」「司令型」「法則型」の4つに分類されている。私は言うまでもなく「法則型」である。

まとめ

私は「調べる人」で「思考型」「法則型」の人である。定年を前にして早期退職するという経験を通じてようやくそれを理解した。遠回りではあったが、自分のことを理解できたことは良かったと思っている。そして複数の性格診断の中にも共通点や法則性が感じられ、それ自体がおもしろいと思う。つまり私は「法則」を見つけるのが大好きな「法則」オタクなのだ(笑)。

私は「シンギュラリティは近い」という本を愛読書にし、このブログもそれをテーマとしている。本の内容は難し過ぎて半分も理解できていない。しかし、もっと理解したいと思っている。レイ・カーツワイル氏は「収穫加速の法則」(人間とテクノロジーの進化は加速していくという法則)を見つけ出し、そこからシンギュラリティという結論を導き出している。これが私のような「法則」オタクの心をくすぐるのだ。

 

2024-02-07 追記

法則型とは、物事の仕組み・法則を自分なりに理解したり、発見したり、推測したり、仮設を立てたりすることに喜びを感じるタイプ。岡田氏は「人生の法則」という本も書かれている。