2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧
AIが日本語音声応答してくれるPythonスクリプトを作成した。PythonのOpneAIライブラリを使うことでAIの処理と音声合成の処理を比較的簡単に並列処理させることができた。これにより、これまでのようにAIが回答し終わるまで待つことなく、回答し始めたら適切…
Llama3.1の軽量サイズ(80億パラメタ)を1000ドルPCで動かし、どの程度まともな会話ができるのかを実験してみた。ある程度の応答速度が得られるなら、ローカルPC上で音声認識ー>AI推論ー>音声合成まで行う会話アプリを実装したい、というのが私の野望だ。…
先日の記事で「演算装置の性能向上はAIの賢さの伸び率に直結する」ということを書いた。しかし演算装置の性能向上はAIの性能(賢さ)の向上に本当に直結するのか。あるいはどの程度関係しているのかと疑問に思う人はいると思う。 確かにAIの性能はハードウェ…
CPUとGPUの性能向上の歴史を綴る貴重な記事を見つけたのでメモしておきたい。PC Watchの以下の記事である。 GPUは過去30年間、CPUは過去50年間の性能向上グラフが掲載されている。本ブログにグラフを引用させていただくとともに、該当ページは個人利用のため…
先日の記事(8/11)で「AIに最新の理工学系の研究論文を読ませて、この理論を実証試験できるプログラムを作成して、と頼めば作成してくれるようになる日も近いかも」というようなことを書いた。そのためには更に高いレベルの数学能力が必要になるだろうから…
中国のAI研究チーム(アリババグループらしい)が数学特化のLLMを公開した。モデルサイズは最大で720億パラメタなので、我が1000ドルPCでもギリギリ動くだろう。早速試してみることにした。 試す問題は高校レベルの数学「因数分解」である。今のレベルのLLM…
Meta Quest3を使ってVRでパリを見物してみた。とりあえずオリンピック開会式の入場行進で選手たちが通ったコース近くの名所、ルーブル美術館、ノートルダム大聖堂と凱旋門を巡ってみた。 使用したアプリはMeta Quest 3単体で動くFlyと、PCVRで動くGoogle Ear…
8月2日に総務省からこちらのページで「ふるさと納税に関する現況調査結果(令和6年度実施)」が公表された。どこまでできるかわからないが少し深堀りしてみたい。 ふるさと納税に関する現況調査結果(令和6年度実施) 今後も定点観測していきたいので、…
ふるさと納税による世田谷区の住民税流出額が今年度は100億円を超えて大変だという報道があった。私はこの手の報道を見るたびに、本当にそうなのだろうかと疑問に感じていた。ふるさと納税の制度はよく考えられた制度で、ふるさと納税が税収全体に占める…