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トランプ大統領が23日、暗号資産の利用を推進する大統領令に署名したというニュースがあった。このニュースについてメモしておきたい。 暗号資産(仮想通貨)利用推進の大統領令に署名 20日の大統領就任演説では暗号資産について触れることはなく少しがっか…
先日はClaude 3.5 Sonnetを使い、ビットコインのストックフロー比率を理論的に求めてみた。今回はローカルLLMとしてMicrosoftのPhi-4が動くようになったので、このAIをアシスタントとして、ビットコインのストックフローモデルを独自に検証し、予測したビッ…
AIの力を借りることでビットコイン(以下BTC)のストックフロー比率を理論的に求めて表示させることができた。 ストックフロー比率チャートの例 ストックフロー比率のチャートはアメリカのサイトではよく見かける。説明のためサイトから引用する。図のオ…
新年早々お金の話で恐縮だが、ビットコインの価値予測モデルについてメモしておきたい。複雑なシステムはモデル化することで理解し易くなる。この価値予測モデルはストックフローモデルと呼ばれ、ビットコインのストックフロー比率から価値を予測している。…
トランプ大統領は米国司法省が保管するビットコイン約21万BTCを政府のバランスシートに組み込み、国家戦略的に備蓄することを公約としている。これにより35兆ドルある米国政府債務を解消することもできると考えているらしい。 現時点のレートから1BTC=10万ド…
DMM Bitcoin事件の犯人とその手口が判明した。コールドウオレットに保管されていたはずの暗号資産がどのように盗まれたのか、個人的に不思議に思っていたのだが、12月24日に以下のニュースが報じられた。 DMMビットコイン流出、北朝鮮ハッカーの攻撃 警察庁…
先日の記事でVRAMを16GBに設定し、QWQ-32BのQ3_K_S量子化版を動かした様子を紹介した。その後、VRAMが正しく16GBに設定されていない(Autoに戻っていた)ことが分かり、再設定をしたので再度QWQ-32Bの動作を確認してみた。 BIOSで正しくVRAM16GBに設定すると…
8月2日に総務省からこちらのページで「ふるさと納税に関する現況調査結果(令和6年度実施)」が公表された。どこまでできるかわからないが少し深堀りしてみたい。 ふるさと納税に関する現況調査結果(令和6年度実施) 今後も定点観測していきたいので、…
ふるさと納税による世田谷区の住民税流出額が今年度は100億円を超えて大変だという報道があった。私はこの手の報道を見るたびに、本当にそうなのだろうかと疑問に感じていた。ふるさと納税の制度はよく考えられた制度で、ふるさと納税が税収全体に占める…
5月31日にDMM Bitcoinから暗号資産が不正に流出した。不正流出したビットコイン(BTC)の数量は、4,502.9BTC(約482億円相当)と凄い額である。DMM Bitcoin はホームページで以下の情報をリリースしている。 【重要】暗号資産の不正流出発生に関するご報告(第…
5月10日に日本の国際収支(2023年度速報)が発表された。このデータを日本のキャッシュフローとして見た時に、どう理解すればいいのかを考えてみた。私は国際収支を解説できるほど経済知識もなく、キャッシュフローを説明できる会計知識も持っていないが、個…
以前の記事で70億パラメタのLLM(大規模言語モデル)にディベート形式で議論させてみたが、全くディベートにならなかった。今回は700億パラメタのLLMでディベートをさせて見た。専門家としてリフレ派高橋洋一氏と反リフレ派藤巻健史氏を招いて議論を行う。テ…
高速GPUボードを持っている人であれば、これでビットコインをマイニングして小遣い稼ぎをしたいと一度は考えるのではないか。私もPCの購入を検討していた昨年に、高速なNVIDIAのGPUを持つPCであればマイニングの採算が取れるのではと考えた時期があった。し…
年寄りくさいテーマであるが年金について書いてみたい。私は自分が年金を受取る年になり、その仕組をようやく理解した。自分が若い頃は年金について少し興味はあったとしても、深く考えたことはなかった。それはそうだ。会社では仕事が忙しいし、家に帰れば…
デスクトップで簡単に生成AIを動かせるソフトJanの紹介の続きである。Janで使用できる生成AIの中にPythonのコーディングが得意そうなモデルがあったので試してみることにした。お題としては繰り返しとなって恐縮だが株価の成長率を求めるスクリプトを頼むこ…
MicrosoftのCopilotに対抗してGoogleが提供を始めたAIがGeminiである。最近公開されたばかりのため、まだ使ったことがない。折角Copilotを試したのでGeminiも同じお題で試してみた。 GeminiにRスクリプト作成を頼んでみた 先日の記事を読んでいただいた方は…
LOGEST関数によるカーブフィッティングという記事で、エクセルのLOGEST関数を使い株価の成長率(年利)を求め、グラフを描く方法を紹介した。今回はRスクリプトを使う方法を紹介したい。私はRを動作させる環境は持っているが、昔使ったことがあるというレベ…
データを指数関数で近似し、成長率(年利)を計算しようとすると、通常はRやPythonといったスクリプト言語を使用することになる。しかしエクセル等の表計算ソフトにあるLOGEST関数を使うと簡単に成長率(年利)や決定係数を計算でき、それなりにグラフを描く…
日経平均株価が上昇し、バブル後最高値を更新したという報道が連日されている。私は株価は長期的には指数関数的に上昇すると考えている。そう考えるようになったのは、レイ・カーツワイル氏の著書「シンギュラリティは近い」の原著「ポスト・ヒューマン誕生…
世の中には指数関数的に変化する事象がある。PCの性能向上はそれが顕著に現れる例であるが、それ以外にも同様な事象はあるということを書いてみた。 はじめに 指数関数的に変化する事象の例 その他の指数関数的な事象 投資活動への応用 投資効率を簡単に計算…