シンギュラリティ実験ノート

購入した1000ドルPCで何がどこまでできるのか実験した記録です。

2025-01-01から1年間の記事一覧

フラクタル図形を描くプログラムをLLMに作らせてみた

フラクタル図形(マンデルブロ集合)を描くプログラムをLLMに作らせてみた。 いきなりだがマンデルブロ集合は以下の数式で定義される。 が無限大に発散しないという条件に当てはまる複素数 の集合をマンデルブロ集合という。 一見シンプルな数式だが、 で が…

DeepSeek-R1の蒸留版を試す

DeepSeek-R1の蒸留版が私の環境でも動くようになった。OpenAI o1と同程度の性能と言われるほどなのでいろいろ試している。 暗号を解かせてみた o1のプレビュー版が公開された時の説明資料に「Chain of Thought」の概念の説明があり、そこで「Chain of Though…

暗号資産に関する大統領令署名のニュースを聞いて思ったこと

トランプ大統領が23日、暗号資産の利用を推進する大統領令に署名したというニュースがあった。このニュースについてメモしておきたい。 暗号資産(仮想通貨)利用推進の大統領令に署名 20日の大統領就任演説では暗号資産について触れることはなく少しがっか…

DAZNのNFL GAME PASS視聴手順

DAZNでNFLのプレーオフを見たくてNFL GAME PASSを購入した。DAZNの契約申し込みは相変わらず分かりにくい。間違えて不要なサブスクリプションを購入しないよう慎重に申し込み手続きを進めたのだが、危うくまた間違えるところだった。1年後にまた戸惑わないよ…

Phi-4は小型で優秀なAIアシスタント

先日はClaude 3.5 Sonnetを使い、ビットコインのストックフロー比率を理論的に求めてみた。今回はローカルLLMとしてMicrosoftのPhi-4が動くようになったので、このAIをアシスタントとして、ビットコインのストックフローモデルを独自に検証し、予測したビッ…

ビットコインのストックフロー比率を理論的に求めてみた

AIの力を借りることでビットコイン(以下BTC)のストックフロー比率を理論的に求めて表示させることができた。 ストックフロー比率チャートの例 ストックフロー比率のチャートはアメリカのサイトではよく見かける。説明のためサイトから引用する。図のオ…

第1回妄想写真展

私が撮りためた写真を一部公開したい。と言ってもおわかりと思うがSatable Diffusion FLUX.1で作成した画像である。いちおう個展という体で公開したい。題して第1回妄想写真展。写真には私のコメント(妄想)を付けさせていただいた。 タイトル「サンゴ礁と…

NVIDIA製のAIスパコンはミニPCサイズ

NVIDIAからミニPCサイズのAIスパコンの製品発表があった。製品名はGB10である。 発表内容 GIGAZINEの記事が分かりやすいので、こちらから製品仕様を引用した。 製品仕様 CPU:Armアーキテクチャ、CPUコア数20個 GPU:Blackwellアーキテクチャ、FP4で1PFLOPS …

UM790 ProでNPUによる物体認識に成功

Ryzen AI Software 1.3を導入してからタスクマネージャーにNPUの動作状況が表示されるようになった。しかしNPUを動作させるプログラムがないためNPUが実際に動作している様子を見たことはこれまで一度もなかった。 本日ようやくRyzenAIのサンプルプログラム…

ビットコインの価値予測モデル

新年早々お金の話で恐縮だが、ビットコインの価値予測モデルについてメモしておきたい。複雑なシステムはモデル化することで理解し易くなる。この価値予測モデルはストックフローモデルと呼ばれ、ビットコインのストックフロー比率から価値を予測している。…