6月6日、民間企業のispaceによる日本初、アジア初の月面着陸は残念ながら失敗に終わったようだ。私の不勉強でispaceという企業のことは今回始めて知った。民間企業で宇宙ビジネスにチャレンジすることは大変だと思うがそういう企業が日本にあることは素晴らしいことだ。
今回はミッション失敗ということで関係者のショックは大きいと思うが、失敗を恐れず再びチャレンジしてほしい。

日本の民間宇宙ビジネス企業
代表的な民間宇宙ビジネス企業の情報をここにまとめてみた。
株式会社ispace
「月に眠る貴重な水資源を活用して宇宙インフラを構築し、人類の生活圏を宇宙に広げていく」ことを目標とし、月面への着陸と月面探査を行おうとしている。
月着陸船の打ち上げはSpaceX社のFalcon9ロケットを利用。
以下はspaceによるミッション2の終了判断のポスト。多くの人が感心を持って見ていることがわかる。
Mis
sion 2 “SMBC x HAKUTO-R VENTURE MOON”(以下ミッション2)のRESILIENCEランダー(月着陸船)による、民間企業として日本初、アジア初の月面着陸を本日予定しておりましたが、6月6日(金)午前8時時点(日本時間)において、ランダーとの通信の回復が見込まれず、月面着陸を確認するミッション2… pic.twitter.com/AQSJ6kW6lD
— ispace_HAKUTO-R (@ispace_HAKUTO_R) 2025年6月6日
インターステラテクノロジズ株式会社
「世界で選ばれる宇宙のインフラをつくる」をミッションとして掲げている。
ホリエモンが出資者の一人で、役員(取締役)として経営にも関与している。
現在は新型ロケット「ZERO」の開発中。並行して「ZERO」の発射場を北海道大樹町に建設中で発射場の完成は2026年9月末見込み。「ZERO」の打ち上げは、発射場の完成後に早期に行う方針とのこと。
ロケット打ち上げの成功時には、あのホリエモンもプロジェクトメンバー達と抱き合って喜ぶのだろうか。そんなシーンも見てみたい。
スペースワン株式会社
「スペースワンは、契約から打上げまでの『世界最短』と打上げの『世界最高頻度』をめざす、小型ロケットによる打上げサービス。専用のロケットと射場で宇宙へのアクセスコストを下げ、宇宙ビジネスのさらなる拡大に貢献していく」ことをミッションとしている。
キヤノン電子、IHIエアロスペース、清水建設、日本政策投資銀行が主な出資企業。
2024年12月にカイロスロケット2号機を打ち上げたが失敗。次の打ち上げ予定は現時点で未定。
所感
上記以外にも日本の民間宇宙ビジネス企業はあるようだが、実際にロケット打ち上げや月着陸船打ち上げまで行ったのは上記3社のみだと思う。
JAXAのH3ロケット開発でも衛星打ち上げ成功までに約10年を要した。民間企業の宇宙ビジネスで実績を作るまでに最低でも10年はかかるだろう。それまで株主・出資者は我慢強く待つ必要がある。
「失敗してもいいんだ!チャレンジしろ!」
そう言ってプロジェクトメンバーを励ましてくれる、太っ腹な株主・出資者達であることを私は切に願う。